氷のトラブルに対応する世界統括団体:この改革は今後ワールドカップの全試合に適用される

ストックホルム(スウェーデン) -順調?まったく問題ない! スウェーデンとデンマークで開催されている2025年男子 アイスホッケー世界選手権は 金曜日から始まっている。 初戦から3戦全勝のドイツにとっては、これ以上ない好スタートとなった。しかし、DEBチームのキャンプは大喜びしていない。その理由は、ヘニングにある世界選手権会場のアリーナの氷の表面だ。

DEBスポーツディレクターのクリスチャン・キューナスト(54)。
DEBスポーツディレクターのクリスチャン・キューナスト(54)。  © Peter Kneffel/dpa

会場の氷のコンディションをめぐる問題と、それに起因する批判を受けて、国際アイスホッケー連盟(IIHF)は対応策を講じた。

同連盟は本日(木曜日)、ピリオド間の休憩時間(従来は25分)を17分に延長したと発表した。

この決定は次のように正当化された:「ヘニングの氷の質を一定に保つのに大いに役立つと信じています」と協会は続けた。

競技上の理由から、これはストックホルムでのパラレルマッチにも適用される。

ティム・シュトゥッツレ(23)組はワールドカップで完璧なスタートを切った。
ティム・シュトゥッツレ(23)組はワールドカップで完璧なスタートを切った。  © Vít Simanek/CTK/dpa

キュナストとグラバウアーはヘルニングの氷の状態を批判した。

きっかけは、先週火曜日のドイツ対ノルウェー戦だった。DEBチームが5対2で勝利した試合中、 氷の表面から大きなブロックが割れた のだ。

DEBのボス、クリスティアン・キューナスト(54)は以前から、「主催者と世界連盟はこの件をどうにかしなければならない」と要求していた。彼によれば、氷の質は世界選手権にふさわしくないという。

ゴールキーパーのフィリップ・グラバウアー(33歳)も同じ意見だった。彼は、世界選手権の第3ピリオドの休憩時間を「氷が本当に良くなるように」1、2分長くする代わりに、「すべてが素早く、素早く行われている」という印象を受けたという。